佐賀県に配備された陸上自衛隊のオスプレイは福岡県内での飛行訓練も予定されていますが、1日の福岡県知事の会見で、関係する自治体には訓練の日時など詳細が明かされていないことが分かりました。
8月12日、佐賀駐屯地に全17機の配備が完了した陸上自衛隊のオスプレイ。
その後、25日には長崎県の相浦駐屯地、翌日には熊本県の大矢野原演習場に飛来し飛行訓練が行われていて、福岡県内では航空自衛隊の築城基地と芦屋基地での訓練が予定されています。
福岡県によりますと、九州防衛局からは関係する自治体に対し、「8月20日以降に飛行訓練をする」旨の事前連絡はきているものの「詳細な日時や飛行ルートは明かされていない」ということです。
服部知事は、防衛局に対して特段の申し入れなどは考えていないとした上で、「安全性の確保を徹底してほしい」としています。