「防災の日」の1日、政府は、南海トラフ地震を想定した防災訓練を行いました。
訓練は、和歌山県沖でマグニチュード9.1の地震が発生し、東海地方から九州地方にかけて最大震度7が観測されたとの想定で行われ、防災服を着た石破首相や閣僚らが徒歩で首相官邸に集まりました。
仮想の緊急災害対策本部の会議が開かれ、オンラインで被災した自治体に被害状況を確認した石破首相は「被災者の救助・救出や避難の支援に全力を尽くす」と強調しました。
その後、石破首相はさいたま市に移動し、首都圏の9つの自治体が合同で行った防災訓練を視察しました。
そして、中学生と一緒に避難所の段ボールベッド作りを体験し、実際に寝心地を確認していました。