石破首相は9月6日夜、自民党の菅副総裁・小泉農林水産相と会談しました。臨時の総裁選挙実施をめぐる情勢を協議したものとみられます。
菅副総裁と小泉農水相は6日午後8時半ごろ、相次いで首相公邸に入り、石破首相と会談しました。
菅副総裁は30分ほどで退出しましたが、小泉農水相の滞在は約2時間にわたり、総裁選実施をめぐる最新情勢や今後の対応などについて石破首相と協議したとみられます。
こうした中、FNNは、自民党の国会議員295人と47都道府県連を対象に臨時総裁選の実施に関する最終盤情勢を調査しました。
「総裁選を求める」と答えた議員は全議員の44%にあたる131人で、「求めない」と答えた議員は2割以下の47人にとどまりました。
都道府県連も半数近い20団体が求めることを決めています。
この結果、全体では「総裁選を求める」が151となり、実施に必要な過半数(172)に迫る勢いです。
賛否を明らかにしていない残り117議員と18県連の動向が、カギを握ることになります。