学歴詐称問題をめぐり、静岡県の伊東市議会は田久保市長に対する不信任決議案を全会一致で可決しました。
1日に開会した伊東市議会の9月定例会では、百条委員会から田久保市長の経歴が市の広報誌に大学卒業と記載されたのは、市長の不当行為が原因などと報告されました。
そのうえで、田久保市長が当初、卒業証書と説明した資料の委員会への提出拒否など、あわせて4件で刑事告発することを全会一致で可決し、伊東警察署に告発状が提出されています。
また、議会では田久保市長に対する不信任決議案も全会一致で可決されました。
田久保市長は正午ごろ、「持ち帰りまして、中身も検討させていただきたい」と述べました。
田久保市長は、今後10日以内に議会を解散しなければ失職となります。