2隻でひとつの網を引いて魚を捕る「沖合底びき網漁」が9月1日に解禁となるのを前に、31日朝、愛媛県の八幡浜港から漁をするトロール船が出航しました。
八幡浜市の八幡浜港で、慌ただしく漁師たちが準備を進めているのは出航前のトロール船です。
乗組員
「出漁は初めてです。漁師になりたいというのがあって来ました。豊漁で安全に気をつけて頑張りたいと思います」
31日朝、八幡浜港では9月1日に解禁となる、沖合底びき網漁に向かう中型トロール船の出漁式が開かれ、乗組員と関係者が航海の安全と大漁を願って乾杯しました。
八幡浜市では船員の減少などからピーク時の1950年代には50隻を超えていたトロール船も今では昭和水産の2隻だけです。
この2隻にはインドネシアからの技能実習生など9人の外国人を含め20人の乗組員が乗り込み操業します。
2隻のトロール船は家族や関係者に見送られながら港内を旋回したあと、漁場へと向かって行きました。
見送りに来た児童
「お魚をいっぱい捕れるように気をつけて頑張ってください」
初操業は鹿児島県沖などでタイやヤリイカなどを狙い、早ければ9月3日八幡浜魚市場に初水揚げされます。
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