日本海のベニズワイガニ漁が9月1日に解禁されるのを前に、水揚げ日本一を誇る境漁港から8月31日、漁場に向けて漁船が出漁しました。

日本海のベニズワイガニ漁は、毎年7月から8月の休漁期間を経て9月1日解禁されます。
日本一の水揚げを誇る境漁港では。31日に出漁式があり、出席した関係者など約100人が漁の安全と豊漁を願いました。

日本海かにかご漁業協会・利見秀治会長:
燃料費の高騰や外国漁船との競合など、我々を取り巻く環境は依然として厳しい状況にあります。

出漁式では、かにかご漁業協会の利見会長が、ベニズワイガニ水揚げ日本一を守りぬく決意を述べました。

そして境漁港を基地とするかにかご漁船9隻のうち3隻が、多くの人に見送られながら出港しました。
残る船も1日以降順次、日本海の大和堆付近に向かい、順調に操業できれば9月6日に初水揚げを迎えるということです。

日本海かにかご漁業協会・利見秀治会長:
けが無く、大漁で、美味しいカニをたくさん持って帰りますので、みなさん食べてください。

ベニズワイガニ漁は、2026年6月いっぱいまで続き、約6000トンの水揚げが見込まれています。

TSKさんいん中央テレビ
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