秋田県仙北市などに甚大な被害をもたらした記録的な大雨について、農林水産関係の被害額が36億円を超えたほか、道路などの公共土木の被害額が約66億円に膨らみました。今後もさらに増える見込みです。
29日に開かれた県の災害対策本部会議では、8月19日からの記録的な大雨の被害状況が報告されました。住宅への被害は、仙北市・能代市など6つの市と村で半壊が17棟、床上浸水が4棟、床下浸水が77棟と計98棟に上っています。
また、農林水産関係の被害額は36億8000万円を超えています。水稲や大豆などの農作物の冠水などで約2億円。水田のあぜ道の崩落やため池の損壊などが28億円近くに上り、仙北市の被害が約20億円を占めます。
河川や道路など公共土木施設の被害は66億2000万円に増えました。のり面の崩落で通行止めとなっている日本海沿岸東北自動車道の鷹巣ICと二井田真中IC間は、秋田市方面の片側が31日午後5時に開通予定です。
また、区間運休が続く秋田内陸線の比立内駅と角館駅間は、9月中旬までに全線で運行が再開できる見込みです。