岩手県の食材を使った加工品のコンクール「岩手ぅんめぇ~もん!!グランプリ」の審査会が8月28日に盛岡市で開かれ、各地から参加した企業などが自慢の逸品をPRしました。

「岩手ぅんめぇ~もん!!グランプリ」は、県産の農林水産物の需要拡大を目的に毎年開かれています。

39回目の2025年は企業や団体・学校から、県産食材を使った加工品30点が出品され、県内のスーパーのバイヤーなど4人が審査員を務めました。

一関市の企業「一関ミート」では、豚の背脂を使った加工品「スモークラルド」についてプレゼンテーションを行いました。

一関ミートの担当者
「私たちは、岩手県の豚は脂こそおいしいと思っています。濃いお酒とのペアリングを想定して、ぜひ試食いただければ」

また盛岡農業高校のチームは、生徒が栽培した黒千石大豆をふんだんに使ったシフォンケーキ「雫石黒千石味噌シフォンケーキ」を出品しました。

盛岡農業高校3年の生徒
「雫石町での特産品を地域の方に広めたいという思いがあり、黒千石大豆を使って、誰でも食べやすいお菓子にしたいと、この商品を思いついた」

審査員が県産食材の活用度や商品のデザインなどについて採点した結果、最優秀賞には田野畑村の洋菓子店「パティスリーフィエルテ」の「山地酪農プリン」が選ばれました。

岩手めんこいテレビ
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