西日本一の栗の産地として知られる山鹿市で、和栗の収穫と出荷が行われています。
山鹿市では約500人の農家が『丹沢』や『杉光』、『利平』といった品種の和栗を生産しています。
山鹿市菊鹿町の杉富男さんは、収穫期を迎えて落下した栗を手際よく収穫していました。
JA鹿本によりますと、今年は7月以降の高温の影響で一部で未熟な実はあるものの、全体的に光沢とハリがあり、質・量ともに良好だということです。
出荷は9月下旬をピークに、去年より2割ほど多い360トンを見込んでいます。
収穫された栗は県内にある加工場などに出荷され、和菓子やケーキ用として使われるということです。