秋田大学は27日、医学部付属病院で2024年に医療事故があったと発表しました。
秋田市の秋田大学医学部付属病院で2024年、大動脈弁狭窄症と診断された秋田県内在住の男性患者に対し、血管を広げるために超音波カテーテルと呼ばれる管で血管の状態を確認していたところ管が断裂し、動脈の中に残されました。
病院はすぐに開胸での手術に切り替え、管を取り除いた上で心臓への治療も行いました。男性は1カ月後に退院し、順調に回復しています。
管が断裂したのは使用方法が誤っていたためで、病院では今後、定期的に医師やスタッフに正しい使用方法を周知することにしています。