日本維新の会の石井章参院議員が公設秘書の給与を国から不正に受け取っていた疑いがある問題で、石井議員が議員辞職した場合、元富山市議の上野蛍さんが繰り上げ当選となる可能性があります。


この問題は、日本維新の会の石井章参院議員が、公設秘書に勤務実態がないにも関わらず、秘書給与をだまし取っていた疑いがあるとして、東京地検特捜部が詐欺の容疑で家宅捜索を行ったものです。
石井議員は、2022年の参院選に比例代表で出馬して当選していますが、県選挙管理委員会によりますと、石井議員が議員辞職する場合、次点だった元富山市議の上野蛍さんが繰り上げ当選となる可能性があるということです。

公職選挙法では、参議院の比例代表に欠員が出た場合、名簿登載者の順位に従って当選者を定めるとしていて、次点だった上野さんが受け入れれば、繰り上げ当選となる見通しです。

上野さんは現在富山維新の会の副代表で、今年5月、次期衆院選の富山1区に日本維新の会から出馬することを表明していました。