今シーズンの広島の名産・カキの出荷開始が例年より約20日ずれ込み10月20日からとなりました。
県漁連などが協議した結果今シーズンのカキの水揚げ開始を10月20日からにすると申し合わせました。今年4月に方針を決定し、今月下旬に行われた生産者らの話し合いの場でも変更は出ませんでした。
例年の広島のカキの出荷開始は10月1日ですが、約20日程度ずれ込む形です。
夏場の猛暑で海水温が下がらずカキの身が太りにくい状況が続くことが懸念されるため出荷時期をずらすことで例年の品質を維持したい考えです。
身が育っていない状態で水揚げすると需要を満たそうとより多くの殻を剥く必要があります。殻の発生量を抑え、堆積場のひっ迫を防ぐためにもカキの成長が待たれます。
去年の出荷開始も10月21日からで、2年連続、旬のカキを味わうのは遅くなりそうです。