自動車メーカー・マツダの先月の国内生産台数は、アメリカの関税政策などの影響で北米市場向けの車種を中心に生産が減少し6か月連続の前年割れとなりました。
マツダによりますと先月の国内生産台数は5万6637台で、前の年の同じ時期より27.9%と大幅に減少し6か月連続のマイナスでした。
北米市場に投入しているCXー90などの生産減少が、全体のマイナスに影響したということです。
さらにアメリカ向けの輸出は1万4424台で、前の年から38.3%少なくなっています。
国内生産と輸出の減少要因についてマツダはアメリカの関税政策や不透明な経済情勢、現地での在庫状況が総合的に影響したとしています。
また販売台数は国内で8か月連続のプラスとなったほか、アメリカでは3か月ぶりに前の年を上回り世界全体で11万1269台と3か月ぶりのプラスに転じています。