アメリカのトランプ政権は、外国人の留学生や報道関係者へのビザ発給について、有効期間を短縮する案を公表しました。
政権が進める移民取り締まりの一環とみられます。
アメリカの国土安全保障省が27日に公表した改正案では、留学生向けの「F」ビザの期間と文化交流プログラムに参加する研究者などへの「J」ビザが最長で4年に短縮されます。
また、外国人の報道関係者向けの「I」ビザは、現在の最長5年から240日に短縮され、中国人の場合はさらに短く90日になるということです。
国土安全保障省は今後30日間、意見を公募する期間を設けるとしていますが、短縮が実現した場合には、日本からの留学生などにも影響が広がりそうです。