2024年からプロ野球のウエスタン・リーグに参加しているくふうハヤテベンチャーズ静岡出身の阪神タイガース・早川太貴 投手が8月27日、横浜DeNAベイスターズで先発登板し、プロ入り初勝利を挙げました。くふうハヤテ出身の選手がNPBの1軍で勝利するのは早川投手が初めてです。

プロ入り2試合目にして初先発となった阪神・早川投手は立ち上がりの1回・2回とDeNA打線を打者3人ずつで仕留め、上々の立ち上がりを見せます。

3回は2つのフォアボールで2アウト1・2塁のピンチを招きますが、桑原選手をライトフライに打ち取り、無失点で切り抜けました。

すると阪神打線は4回表、大山選手と熊谷選手の連続タイムリーで2点を挙げます。

早川投手は5回に1アウトから石上選手にツーベースを打たれピンチを招きますが、後続をセカンドゴロと三振で切り抜け、無失点のまま、この回でマウンドを降りました。

その後、阪神投手陣は筒香選手のホームランで1点を許したもののリードを守り切り、早川投手がプロ入り2試合目の登板で記念すべき初勝利となっています。

早川投手は大学卒業後、北海道・北広島市役所で働きながらクラブチームに所属し、その後、くふうハヤテを経て阪神に入団した異色の経歴の持ち主で、くふうハヤテ出身の選手としてもNPBの1軍で勝利を挙げた初めての選手となりました。

テレビ静岡
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