厳しい残暑が続いています。静岡県内は8月27日も朝から陽射しが照り付け7地点で猛暑日となりました。こうした中、磐田市で行われた大規模災害を想定した訓練でも熱中症対策がとられていました。
伊藤渚紗 記者:
静岡市内 午前10時過ぎですでに35℃となっています。じりじりと焼けるような強い日差しの中立っているだけでもかなり危険な暑さを感じます
27日も県内は朝から強い日差しが照り付けて気温が上がり静岡で36.2℃、天竜で36℃、網代で35.8℃など7地点で猛暑日になりました。
男性:(静岡市内)
まだまだ暑い。これから秋だと思うが、だいぶ暑さが残っていてまだ真夏だって感じる
女性2人組:(静岡市内)
長いです暑い期間が。(Q.どうなってほしい?)早く涼しくなってほしい
こうしたなか…
訓練中の隊員:
警察の救助隊です。大丈夫ですか?いま、助けますからね
磐田署で行われたのは大規模災害を想定した救出救助訓練。
能登半島地震でも派遣された直轄警ら隊が指導にあたりました。
窓ガラスに飛散防止のテープを貼りガラスを割って車内に入っていきます。
そして救急隊に引き継ぐまでの手順を確認しました。
27日の磐田市の最高気温は32.1℃。
この暑さの中、被災地での活動中のケガを防ぐために通気性の悪い厚手の生地で作られている活動服で訓練に臨む隊員たち。
訓練では熱中症対策のため水分補給をする時間が設けられました。
隊員:
暑い。むちゃくちゃ暑い。(活動服を)着ているだけで暑い
磐田警察署地域課直轄警ら隊・塩谷匡彬 警部補:
最近の夏はかなり暑いのでそういった中での活動を予想して水分補給を多めにとったり、早い段階に暑くなる前から暑熱順化の訓練ということで暑い格好をして現場を想定した訓練ができるように日々鍛えている
警察は救助にあたる側も暑さへの対策を強化する方針です。
気象台によりますと28日は曇り空が広がる地域が多く、暑さは27日よりは少し和らぐものの水分補給など熱中症対策は必要です。