事件・事故の捜査などにおいて卓越した専門的な技能や知識を持つ広島県警の「技能指導官」に新たに3人の警察官が指定されました。

新たに技能指導官として指定されたのは、刑事部捜査第三課の中本剛警部など、警察官3人です。

毎年、県警では25の業務分野の中から警察職員を選出していて、今回は窃盗犯捜査と銃器犯罪捜査、それに通信指令からそれぞれ選ばれました。

技能指導官は15年以上の専門的なキャリアを持つ指導能力に優れた警察職員のみ、指定を受けることができます。1995年から始まったこの取り組みは、警察官の技能の底上げや世代交代の中でも警察実務の能力を継承していこうと行われています。

【刑事部捜査第三課・中本剛 警部】
「古い考えにとらわれることなく、我々が考え方をアップデートしながら犯罪に対応していく、そこら辺を重点的に伝えていきたいと思います」

今回の3人を含め県警では41人が技能指導官として指定されています。

テレビ新広島
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