海田町は町が発注した公共工事の契約を巡る贈収賄事件で、収賄の罪で起訴された建設課の職員を25日付けで懲戒免職にしたと発表しました。

懲戒免職処分となったのは海田町・建設課の技師、岡山光太郎被告(26)です。

岡山被告は町が発注する複数の随意契約について、海田町の土木会社が受注できるように便宜を図り、その見返りとしておととし1月から去年10月にかけて8回にわたりおよそ12万円相当の接待を受けたほか、現金8万円を受け取ったとして今年6月に起訴されていました。

町によりますと、本人への聞き取り調査などを踏まえて、処分を決めたということで監督責任として建設部長と建設課長を戒告処分としています。

海田町の竹野内町長は「職員に対し、法令遵守の徹底を意識付けるとともに、再発防止に取り組む」とコメントしています。

テレビ新広島
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