2026年のトレンドは、おいしいお肉。
百貨店のおせち商戦に迫りました。

残暑厳しい中、早くも新年に向けたおせち商戦がスタート。
キーワードは「お肉」です。

肉づくしを打ち出すおせちは、過去最大級のボリュームということで重さは4kg、持ってみるとずっしりとしています。

ローストポークには相性ばっちりの背脂ソースを添えて、お肉をメインに若年層の取り込みを図ります。

東武百貨店 食品部・因幡秀樹マネージャー:
毎年“肉おせち”に関しては、前年を大きく上回る売り上げをあげていて、大変多くのお客さまに喜んでもらっている。今まで買ったことがない方だとか若い方に新しく買ってもらうための、今回、肉おせちとか。

一方、高島屋も老舗料亭による豪華な肉オードブル重を用意。
しょうゆ仕立ての合鴨ロースや、赤ワイン漬けのローストビーフなど和洋の肉料理を詰め込んでいます。

高島屋食料品バイヤー・天笠亜佑子さん:
(肉おせちは)ここ3年ぐらい非常に伸びている分野。高齢者の方も含めて、肉の人気というのは非常に高まっているので、肉のおせちというのはここ数年、すごく注目されて、もはや定番に定着してきていると思っている。

年末年始が最大9連休となることから、家族が集まる需要を取り込んで、ぜいたくなおせちの展開が目立ちます。

フジテレビ
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「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
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