富士山の山頂で体調が悪くなり、自力で下山できなくなった女性が警察の山岳遭難救助隊によって救助されました。女性は持病があったということです。

救助されたのは都内に住む女性(58)で、8月25日午前11時頃から友人3人と共に登山を開始し、8合目の山小屋で1泊したあと、26日午前5時半頃、頂上に到着しました。

ただ、登頂から約7時間後に息苦しさを感じたほか、動くと動悸が激しくなったことから自ら消防に通報し、その後、県警の山岳遭難救助隊が女性を背負って8合目にある衛生センターまで運んだということです。

女性は点滴を受けましたが自力で歩くことができなかったため、救助隊員が再び背負って5合目まで搬送したところ、体調が回復したため救急搬送はせずに帰宅しました。

女性には持病があったことがわかっていて、警察は下山までの体力を考えた無理のない登山計画を立てるよう呼び掛けています。

テレビ静岡
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