一連の記録的な大雨の影響で、八代市では被害の大きかった2つの小学校が2学期の始業式を来週に延期しました。こうした中、延期された小学校の児童などを公民館で預かる取り組みが25日から始まっています。
【児童】
「おはようございます」
元気よく挨拶しながら子供たちがやって来たのは小学校ではなく、八代市千丁町の公民館です。子供たちが通っている千丁小学校は、一連の大雨で校舎が床上浸水し、きのう予定されていた始業式を来週月曜に延期しました。
子供たちにとっては夏休みが1週間長くなった形ですが、仕事を調整するのが難しかったり大雨の片付けに追われたりしている家庭も多く、子供たちの〈居場所〉が求められています。
こうした中、25日から東京のNPO法人『カタリバ』が千丁小学校の児童とそのきょうだいを対象に、預かり支援を始めました。
【保護者】
「家が被災して片付けなどがあったので来た。子供がいれば家のことができないので十分いいと思う」
【保護者】
「仕事もあるので、こういう安心して預けられる環境があると私も安心」
25日は児童や園児合わせて9人が預けられました。最初は緊張した様子だった子供たちも一緒に遊んでいるうちにすぐに仲良くなり、楽しそうな笑顔を見せていました。
【児童】
「学校には行きたいけど、友達と会えてうれしい」
【児童】
(記者:お友達とは久しぶりに会ったの?)「うん」
(記者:どうですか?)「楽しい」
【認定特定非営利活動法人カタリバ 稲葉 将大 さん】
「子供たちは色んな不安やストレスがあると思うが、〈元気に楽しく遊んでくれているなぁ〉という印象。どの被災地でも家の復旧作業や活動、普段の仕事を続けるということも大事だと思うので、〈子供たちの居場所〉にはニーズがいつもあると感じている」
千丁小学校の始業式は来週月曜、9月1日に予定されていて、『カタリバ』は預かり支援を今週金曜、29日まで行うことにしています。