6年前の参院選の大規模買収事件をめぐる県議会議員の辞職に伴う補欠選挙に、共産党県委員会の役員を務める女性が立候補を表明しました。

県議会広島市安佐北区選挙区の補欠選挙に立候補を表明した高松史子(たかまつ ふみこ)氏は、東京都出身の58歳。
大学進学で広島に移り住み、現在は共産党・広島市西地区委員会の役員を務めています。

【立候補を表明・共産党 高松史子氏(58)】
「そこに暮らす人たちが、ちゃんとここで生きてていいんだと思って生活できるためにも、政治とカネの問題を解決しないといけないと思っています」

今回の補欠選挙は、6年前の参院選をめぐる大規模買収事件で現金を受け取ったとして有罪判決が確定した渡辺典子元県議の辞職に伴うものです。

県議会の広島市安佐北区選挙区の補欠選挙には、これまでに高陽町商工会の会長・水口弘士氏が無所属での立候補を表明しています。

補欠選挙の投開票は、11月9日に行われます。

テレビ新広島
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