県内の小学校は始業式のピーク。夏休みを終えた子どもたちが元気に登校し、「休み中に頑張ったこと」などを語り合った。
山形市の南沼原小学校では、約1カ月の夏休みを終えた子どもたちが明るい表情で元気よく登校していた。
体育館には全校児童約780人が集まり、山口雅和校長が「夏休みが終わってさみしい時こそ頑張り時。元気にスタートをしていきましょう」と声をかけた。
式が終わったあとの教室では、約1カ月ぶりに会う友だちとの再会に笑顔があふれていた。
6年1組では「夏休みに行ったところは?」「夏休みをやり直せるなら?」など、11個のお題をグループで発表し合って夏休みを振り返っていた。
(児童)
「夏休みをやり直せるならどんな夏休みにしたい?」
「初日に宿題を終わらせてアイスをいっぱい食べたい」
「初日に宿題終わらせて遊びまくる」
さらに子どもたちが休み中に頑張ったことも聞いてみた。
(児童)
「バスケットボール。2位で県大会にはいけなかったけど、2位が取れたので良かった」
「野球です。今トーナメントを勝ち上がっているから頑張りました」
「しゃく熱の中、学校まで歩いてきたこと。ブラスバンドの練習で学校に来ていた。首につけるネックリングを持って行ったり、日影が多い道を通ったりした」
夏休みに頑張ったことといえばやっぱり自由研究。
保存する容器によって「氷」が溶ける時間に違いが出るのか調べたそう。
(児童)
「気泡緩衝材が一番溶けにくくて、次にフリーザーバック、次に保冷バック、そのまま(お皿に乗せただけ)が一番溶ける。氷を持っていくときに溶けちゃったので、それでこの実験を思いついた」
県内の小学校は26日が始業式のピークで、63の小学校で2学期がスタートした。