SNSで株の取引を持ちかけられ、福岡市の81歳の男性が投資名目で現金約1100万円をだまし取られていたことがわかりました。

博多警察署によりますと福岡市博多区の無職の男性(81)が7月7日午前、スマートフォンでインターネットを見ていたところ、投資に関する広告を見つけてクリックしました。

するとSNSに誘導され、男性名義のアカウントから「株取引で安定した利益を得られる」などと株の取引に誘われました。

男性は指示通りに株取引のアプリをインストールし、その後、アシスタントを名乗る女性名義のアカウントから指示された口座に現金を振り込むとアプリ上で利益が出たため、7月7日から8月25日にかけて7回にわたり、指示されるがままに現金計1094万円を振り込みだまし取られたということです。

警察はSNS型投資詐欺事件として調べるとともに
▽「絶対もうかる」「元本保証」という話は、詐欺ですので注意しましょう。
▽お金を稼ぐはずが、振り込みを求められたら詐欺を疑いましょう。
▽SNSは、知らない人からの「友だち申請を拒否」 「メッセージ受信を拒否」する設定にしておきましょう。
と注意を呼びかけています。

テレビ西日本
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