大阪の道頓堀で消防隊員2人が亡くなった火災から1週間です。
火が燃え広がった原因とみられる外壁の広告が、出火から数分で焼け落ちていたことがわかりました。
今月18日、大阪市中央区のビル2棟が焼け、消防隊員の森貴志さん(55)と長友光成さん(22)が死亡しました。
現場には多くの人が手を合わせに訪れました。
【訪れた岐阜県の消防士】
「見る限り悲惨な現場だったんだなと感じた。岐阜県にもこのようなビルがあり、火災での殉職者が出ないようにしたい」
警察などによると、西側のビル1階の外側に設置された室外機周辺から出た火が、外壁の広告を伝って燃え広がった疑いがあり、広告は数分で焼け落ちていました。
大阪市は焼けた広告の素材について詳しく調べています。