クマの出没が相次いでいる北海道南部の江差町で8月24日の深夜と、25日の未明に、またクマが目撃されました。

 8月24日午後10時ごろ、江差町柏町の国道228号の道路上でクマが目撃されました。

 クマの体長は1.5~2メートル位で、山側から海側へ国道を横断し、道路沿いのガードレール付近を歩いていた所を、車で通りがかった人が目撃し、通報しました。

 また、25日午前2時30分ごろ、江差町橋本町の防災備蓄センター付近で、クマが目撃されました。近くの住民が”ガサガサ”という大きな物音がして目が覚め、窓の外を見た所、木に何かをやっているクマの姿を確認し、通報しました。

 クマがいた場所は、町の中心部に近い住宅地で、警察はパトカーによる警戒活動を実施しているという事です。

 江差町では8月にはいり、家庭菜園のスイカなどが、クマに食べられる被害が20件以上あり、住民には不安が広がっています。

 そんな中、25日は町内の小学校などで、2学期の始業式を迎えます。

北海道文化放送
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