94歳で22日に亡くなった元島原市長 鐘ヶ江 管一さんの仮通夜が23日、島原市で営まれました。
仮通夜は島原市の江東寺で午後5時から始まり、古川 隆三郎 島原市長など約50人が参列しました。
鐘ヶ江 管一さんは1980年に島原市長に初当選し、3期12年を務めました。雲仙・普賢岳の噴火災害では避難対策や被災者対策の陣頭指揮に当たりました。
復興を成し遂げるまではとあごひげを伸ばしたことから、「ひげの市長さん」として全国的にも注目されました。
喪主 妻の保子 さん(90)
「自分がいかに仕事を全うするかと精一杯働いた。立派だったと褒めてあげたい」
市長退任後は災害の教訓を伝えようと全国各地で1000回を超える講演をしました。
島原市 古川 隆三郎 市長
「まだ災害をかろうじて経験したり、覚えている私たちが今、全国の災害も踏まえて島原の教訓として残していかなければ」
24日は通夜、25日は葬儀と告別式が営まれます。