平和な世界の実現に向け、若者にリーダーシップを発揮してもらおうと、2ヶ月にわたり実施されてきた国連機関のプログラムの修了式が行われました。

24日、広島国際会議場で開かれた「国連ユニタール広島青少年大使プログラム」の修了式には県内の高校生25人が出席しました。
25人はことし6月末からおよそ2ヶ月に渡り、青少年大使として、核軍縮や平和構築について学んできました。
修了式では、高校生から平和教育を学校の授業カリキュラムに追加することや、AIを活用した被爆当時を体験できるシステムの開発など、核軍縮に向けた具体的な取り組みのロードマップが示されました。

【参加した高校生】「グローバル被爆者として核実験で被害を被っている方が沢山いらっしゃるということを学んだ。みんなに知られていないことを知った側として共有していくことが本当に大事だと思う」

この事業は2010年に始まり、これまでに県内の160人以上の高校生らが研修を受けています。

テレビ新広島
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