8月上旬からの大雨による被害を巡り、石破首相は地域を限定せず全国を対象にして「激甚災害」に指定する方針を明らかにしました。
石破首相:
この度の大雨被害を激甚災害に指定する。そういう見込みとなっています。
18日夜、記者団に対し石破首相は、6日からの大雨により青森県から鹿児島県に及ぶ12県で、建物の倒壊や浸水などの被害が報告され、8人の死亡が確認されていると説明しました。
その上で、「全国を対象とした激甚災害の指定に向けた作業を進めていく」として、地域を限定しない「本激」と呼ばれる措置を適用する方針を表明しました。
激甚災害に指定されると、復旧事業への国からの補助率の引き上げなどが行われます。