埼玉・八潮市の道路陥没事故に関し、県は現場周辺の住民に最低5万円の補償を行うと明らかにしました。
1月28日に八潮市の道路が陥没してトラックが転落した事故では、交通規制などの影響で売り上げが減少した事業者や、下水による悪臭などに苦しむ住民らが補償を求めていました。
県は22日、補償に関する説明会を開き、陥没現場からおおむね200メートルの範囲に居住する住民や事業者について、「長期間にわたり負担をもたらした」として補償を行うと明らかにしました。
住民には1世帯あたり最低5万円、事業所は10万円だということです。
県は破損した下水道管の復旧について年内の完了を目指し、道路の復旧も2025年度の完了を目標としています。