過去最大の引き上げで1054円とするよう答申された石川県内の最低賃金について石川労働局が県に企業の支援などを要請しました。

知事室を訪れたのは最低賃金審議会の木村弘会長と石川労働局の八木健一局長です。審議会では今月12日、県内の最低賃金を過去最大の70円引き上げて1054円とするよう労働局に答申しました。2人は馳知事に要望書を手渡し、賃上げの環境整備や企業への支援などを要請しました。

石川地方最低賃金審議会 木村弘会長:
「価格転嫁の支援とか継続的に賃金を上げていくには経営の稼ぐ力が重要だと思うので長期的な視野に立った支援が重要かなと。」

新たな最低賃金は10月8日から適用される予定で県では9月補正予算に具体的な支援策を盛り込む方針です。

石川テレビ
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