厳しい暑さが続く中で、早くも秋の味覚の出荷シーズンを迎えました。
二十世紀梨に先駆けてシーズンを迎える「なつひめ」と「新甘泉」の出荷に向け、露地物の選別作業が鳥取県大山町で始まりました。

大山町にあるJAの選果場では、出荷の最盛期を前に18日から赤梨「新甘泉」と青梨「なつひめ」の露地物の選別作業が始まりました。

大山町では名和地区と中山地区の69戸の農家が、様々な品種の梨を栽培しています。
「なつひめ」と「新甘泉」は、二十世紀梨よりも早くシーズンを迎え、JAによると2025年は猛暑と少雨の影響で若干小ぶりだということですが、その分甘みが凝縮されているということです。

JA鳥取西部大山果実部 井上勇辰部長:
経験したことのないような暑さ、そして干ばつ。これで本当に、ちゃんとした梨ができるかなと本当に心配していたんですが、まあまあの大きさになっていて今すごく、ほっとしている。

大山町の選果場では、28日に二十世紀梨の出荷も始まり、9月中旬までのシーズン中、すべての品種合わせて約5億1900万円の売り上げを目標にしています。

TSKさんいん中央テレビ
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