佐賀市は18日、公立小学校全児童の3学期の給食費補助などを含む8月の補正予算案を発表しました。
佐賀市の8月の補正予算額は7.9億円で補正後の予算総額は、1160億円あまりとなっています。
このうち、学校給食費を支援する費用として約1億2500万円が計上されています。
この事業は、物価高騰の影響を受けている子育て世帯を支援しようと、市内の公立小学校に通う全児童約1万1800人を対象に今年度3学期の給食費を全額補助するものです。
佐賀市は、2014年度に小学校給食の1食あたりの単価を235円に統一し、その後、2023年度に1食あたり260円と値上がりしましたが、値上げした25円と食材料費の高騰分は市が補助し、保護者の負担額は235円のままとなっています。
今回は、3学期の給食費の保護者負担額を全額補助し家計の負担軽減を図る方針です。
一方、7月佐賀市に開設した佐賀駐屯地について市民からオスプレイによる騒音などの苦情はなく、坂井市長は、今後も防衛省に対し、住民への配慮や事前の情報提供などを求めていくとしています。