中央道と長野道の岡谷ジャンクションの工事が夏休み期間の中断を終え、8月18日再開しました。2025年、中断前までに付近では53件の事故が起きていて、警察は特に追突への注意を呼びかけています。

(記者リポート)
「岡谷ジャンクション付近のリニューアル工事が8月18日から再開しました。高速道路にはコーンが立てられ、車線規制がされています」

中央道と長野道が合流する岡谷ジャンクション付近。8月18日、高架橋のリニューアル工事が再開され車線規制も始まりました。

県警高速隊によりますと、2025年5月から中断期間前の7月25日までに付近では53件の事故が発生。2024年の同じ時期に比べ18件増えています。

このうち人身事故が9件でいずれも「追突」によるものでした。車線規制で渋滞が発生する中、前方不注意が原因とみられています。

8月18日、車線が規制されたのは、中央道の岡谷ジャンクションと諏訪インターチェンジの間の上下線。

8月20日には長野道の岡谷ジャンクションと岡谷インターチェンジの間の上下線でも始まります。いずれも2025年は11月下旬まで規制が続きます。

工事は2029年まで断続的に行われる予定で、県警は「見通しの悪い場所では『この先は渋滞しているかもしれない』という意識を持つ」「わき見をせず、しっかりと前を見て運転する」「車間距離を空ける」など注意を呼び掛けています。

長野放送
長野放送

長野の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。