気象庁は8月18日、全国の広い範囲に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。東北太平洋側、関東甲信、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州北部、九州南部・奄美地方では8月24日頃から、沖縄では28日頃から気温が平年に比べてかなり高くなる可能性があるとしています。
熱中症の危険性が高い状態が続き、屋外での活動等では飲料水や日陰を十分に確保するなど熱中症対策を行い、健康管理に注意するよう呼びかけています。また、農作物や家畜の管理等に注意が必要です。
1週間以内に高温が予測される場合には高温に関する気象情報を、翌日または当日に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される場合には熱中症警戒アラートを発表するということです。
■東北地方
東北太平洋側 8月24日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.6℃以上
東北太平洋側の向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため、かなり高くなる見込みだということです。
■関東甲信地方
関東甲信地方 8月24日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.2℃以上
関東甲信地方の向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため、かなり高くなる見込みだということです。
■東海地方
東海地方 8月24日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.9℃以上
東海地方の向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため、かなり高くなる見込みだということです。
■近畿地方
近畿地方 8月24日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.0℃以上
近畿地方の向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため高く、21日頃からはかなり高くなる見込みです。
■中国地方
中国地方 8月24日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.4℃以上
中国地方の向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため高く、23日頃からはかなり高くなる見込みだということです。
■四国地方
四国地方 8月24日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.8℃以上
四国地方の向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため高く、22日頃からはかなり高くなる見込みだということです。
■九州北部地方(山口県を含む)
九州北部地方(山口県を含む) 8月24日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.0℃以上
九州北部地方(山口県を含む)の向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため高く、22日頃からはかなり高くなる見込みだということです。
■九州南部・奄美地方
九州南部・奄美地方 8月24日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.2℃以上
九州南部・奄美地方の気温は、九州南部では向こう2週間は暖かい空気に覆われやすいため高く、23日頃からはかなり高くなる見込みだということです。奄美地方では向こう1週間程度は平年並か低いですが、26日頃からは暖かい空気に覆われやすいため、かなり高くなる可能性があるとしています。
■沖縄地方
沖縄地方 8月28日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +0.8℃以上
沖縄地方の気温は、向こう4日間程度は暖かい空気に覆われやすいため高い日が多いですが、その後25日頃までは低い日が多いでしょう。その後は再び暖かい空気に覆われやすくなるため高く、28日頃からはかなり高くなる可能性があるということです。
日本気象協会によりますと、高温に関する早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」確率が30%以上と見込まれる場合に発表されるということです。