南アルプス甲斐駒ヶ岳で大阪府大阪狭山市で契約社員の59歳女性が登山道から滑落し、大けがをして、ヘリコプターで救助されました。

女性は18日、2人パーティで甲斐駒ヶ岳から下山中、8合目(六万石)付近の登山道(標高約2700メートル)から滑落して、けがをしました。

午前10時半前、通りがかりの登山者から110番通報があり、午後1時15分ごろ、長野県消防防災ヘリで男性を救助し、伊那市内の病院に搬送しました。腰椎骨折で重傷の模様です。

長野県内の山岳では遭難が相次いでいます。県警は「自分の技量に見合ったルート選びをする」「余裕ある登山計画を立てる」「夏でも雨や強い風にあたると低体温症になる」「こまめに休憩を取り、意識して水分・エネルギーを補給する」「下山するまで体力や集中力を切らさない」など注意を呼びかけています。

長野放送
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