今や当たり前になったいわゆる“映え”ですが、楽しみ方はどんどん枝分かれして様々な形に進化しています。

大手回転寿司チェーン「くら寿司」の店内で、音楽とともにレーンを流れる光る馬車やメリーゴーラウンドのオブジェ。
「おめでとう」のメッセージとプリンアラモードが出てきました。

“プレゼントシステム”と呼ばれる記念日をお祝いできるメニュー。

普段は寿司が流れるレーンに突然、光る馬車などが流れてくるという非現実的な面白さや突然のハプニングが若者の間で人気となっています。

くら寿司 広報部・小坂博之さん:
予約が必要ないってところで、ご利用シーンにかかわらず気軽にご利用いただける。若い方々にもアナログなパレードがレーンで流れてくるのを楽しんでもらえる。

同じような体験ができる場所は他にも。
中国発の火鍋店「海底撈火鍋」では派手な電光掲示板や大きなうちわ、店員さんの合唱などで誕生日を祝ってもらうサプライズサービスがあります。

誕生日を祝われた人:
めっちゃうれしかったです。歌が上手で盛り上がりました。(Q.恥ずかしさは?)ちょっとだけありました。うれしさの方が(勝った)。

その様子を見ていた人は「うらやましいです。楽しそうだなと、一緒に交ざりたいな」と話しました。

今や“映え”が当たり前になった人たち。
企業もそれに寄り添い“映え”は新たな形となって広がっています。