最大9日だった連休も17日で終わり。
18日から始まる仕事を前に、各地の駅や空港では笑顔と涙のお別れが繰り広げられました。
JR盛岡駅の東北新幹線のホームでは、家族との別れを惜しむ人たちの姿が見られました。
東北新幹線や東海道新幹線などは17日が上りのピークで、終日ほぼ満席の状態となっているということです。
空の便も国内線はこの週末がUターンのピーク。
熊本空港の出発ゲートでは、祖母や祖父と抱き合って別れを惜しむ女の子の姿が。
その頬には涙が流れていました。
お盆休み最終日のきょうも全国的に晴れて気温が上がり、埼玉・鳩山町で37.9度、愛知・豊田市で37.7度を観測するなど、16日を上回る120カ所以上の観測地点で猛暑日となりました。
37.3度を観測した群馬・前橋市では、日傘を差した男性や携帯扇風機を使う女性の姿も見られました。
18日は関東を中心にさらに暑くなる見込みです。
東京都心も、猛暑日一歩手前の34.8度まで気温が上がり、お盆休みで最も暑くなりました。
そんな暑い東京をさらに熱くしたのが、江戸三大祭の一つ「深川八幡祭り」です。
“水かけ祭り”とも呼ばれ、担ぎ手に沿道から水がかけられます。
最終日のきょうは7年ぶりに重さ2tの金色のみこし「二の宮神輿」が街を練り歩きました。
沿道には多くの人が訪れ、水鉄砲やバケツで水をかけていました。
宮城・南三陸町の海水浴場では、水鉄砲を使ったサバイバルゲームのイベントが開かれました。
子供たち3人でチームを組み、障害物をうまく使いながら体につけた的を目掛けて水鉄砲で撃ち合います。
イベントに参加した子供からは「海でそんなに遊ぶ機会がないので、すごい楽しかったです」「すごく楽しくて人生最高の夏休みだと思います」といった声が聞かれました。
子供たちにはお盆休みのいい思い出となったようです。