スイスのロカルノ映画祭で16日、三宅唱監督の『旅と日々』が最高賞にあたる国際コンペティション部門の「金ひょう賞」を受賞しました。
三宅唱監督:
この映画に出演している全ての俳優、全てのスタッフは本当に美しい仕事をしたと思います。本当に心から誇りに思います。
この作品は日本や韓国で活動する俳優のシム・ウンギョンさんや、河合優実さんらが出演し、行き詰まった脚本家が旅先での出会いを通じて少しずつ日常を歩んでいく様子を描いています。
2025年で78回目となるロカルノ映画祭は、新進気鋭の監督による独創的で革新的な作品を世界に紹介する場として知られています。
日本映画の「金ひょう賞」受賞は小林政広監督の『愛の予感』以来、18年ぶりの快挙です。