クレジットカードの不正利用やインターネットバンキングの不正送金など、サイバー犯罪の被害防止につなげようと、警察と岡山県内の金融機関が啓発活動を行いました。
このうち岡山市北区のおかやま信用金庫では信用金庫の職員と岡山県警の警察官がサイバー犯罪の被害防止を呼びかけるチラシやグッズを配りました。
警察によりますとサイバー犯罪の手口は年々巧妙化していて、メールやSNSを通じて金融機関などを装った偽のウェブサイトに誘導し気付かないうちに個人情報が盗み取られるケースが多く、相談件数も増加傾向にあるということです。
(利用客)
「怖い。知らない間に引き落とされているとか防ぎようがない。気が付いたらなっているので怖い」
「不審なメールが来て、ここのサイトにアクセスしてくださいとかはあった。アクセスしないようにはしているが結構身近なものなのかなと思う」
(岡山県警 サイバー犯罪対策課 角南和正次長)
「フィッシングメールなどは差出人の名前に企業や行政機関などをかたっている。差出人が企業や行政機関だからと言って安易に信じず内容をよく確認し、不審なメールなどは開かないようにしてください。」
この啓発活動は岡山県内7つの信用金庫が連携して実施しているもので、2025年度末まで窓口などで呼びかけることにしています。