終戦から15日で80年となり、全国戦没者追悼式が行われました。
310万人を悼む全国戦没者追悼式は東京・千代田区の日本武道館で行われ、天皇皇后両陛下のご臨席のもと、石破首相や遺族らが参列しました。
陛下は「戦中・戦後の苦難を今後とも語り継ぎ、私たち皆で心を合わせ、将来にわたって平和と人々の幸せを希求し続けていくことを心から願います」と述べられました。
また、参列予定の遺族3400人あまりのうち、戦後生まれが53%に上り、初めて半数を超え、どのように記憶を継承していくかが課題となっています。
戦没者の孫・志村高子さんは「こうやって少しずつ、小さいうちからこういう場にいることが、先々の本人たちの心に残っていくのではないかなと思います」と話しました。