一足早く「実りの秋」です。宮城県涌谷町では、極早生品種のコメの稲刈りが、8月14日から始まりました。
稲刈りが始まったのは、涌谷町吉住のコメ農家、黒澤重雄さんの水田です。
収穫されたのは、「ひとめぼれ」の中でも実りが早い「おもてなし」という極早生品種で、収穫時期が3週間ほど早いのが特徴です。
今年は高温や水不足が心配されましたが、黒澤さんによりますと、生育は順調に進み、これまでで最も早く稲刈りの日を迎えました。
コメ農家 黒澤重雄さん
「新米はいっぱい届きますから、豊作ですので消費者は安心して食べられると思います」
今年は約20トンの収穫を見込んでいて、県内では8月28日から仙台市内の百貨店で販売が始まる予定です。
価格は5キロあたり「5400円」で、去年より3割高くなるということです。