学歴詐称に揺れる伊東市の田久保眞紀 市長ですが、自身のSNSに市民からの私信を勝手に公開するなど、いまそのネットリテラシーが問われています。

東洋大学を除籍されたものの、市の広報誌などに「法学部卒業」などと記したことで学歴詐称の渦中にいる伊東市の田久保眞紀 市長は8月11日、自身のFacebookに「私の意見は入れずに、事実関係のみに限定するように注意を払い、これから順次、公開していきます。公開は、事実としてきちんと確定したもののみ行います」との投稿をしたあと、次の投稿では「8/6水に私あてに送られたメッセージ」とだけ記し、市民とのLINE上でのやり取りのスクリーンショットを無断で掲載し、「→私からの返信はしておりません」と記載しました。

また、8月13日に百条委員会へ出頭することを明言した投稿に、7月の百条委員会で「田久保市長本人から大学を卒業していないと聞いた」と話した証人の身元が特定できるようなイニシャルや「精神病」と中傷するコメントが市民から寄せられると「いいね」ボタンを押しています。

百条委員会では証人の名前や性別、年齢などは一切明かしていません。

この点について、田久保市長は8月14日午後、「そのような書き込みをしているのは確かですので、削除依頼をしたいと考えている」と述べました。

ただ、同日午後5時現在、「いいね」は取り消されておらず、コメントも削除されていません。

テレビ静岡
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