アメリカのトランプ大統領はロシアのプーチン大統領と15日に行う首脳会談について、うまくいけばその直後にウクライナのゼレンスキー大統領も加えた3者会談を開きたいとの意欲を示しました。
トランプ大統領:
最初の米ロ会談がうまく行けば、直後に2つ目の会談を開きたい。プーチン氏とゼレンスキー氏が望むなら私も加わる会談だ。
トランプ氏は13日、「私が納得できる回答が得られず、適切でないと感じたら、2つ目の会談はない」と述べ、プーチン氏が停戦に応じなければ「非常に厳しい措置を取る」とロシアをけん制しました。
さらに「ウクライナ市民の殺害をやめさせられるか」との質問に、「答えはノーだ」と述べました。
これに先立ち、トランプ氏はヨーロッパ各国の首脳やゼレンスキー大統領とのオンライン会合にも出席し、「10点満点のとても良い会合だった」と述べました。
ヨーロッパ側は、停戦交渉にはウクライナの参加が欠かせないと強調し、武力による国境変更を認めないとの原則を改めて確認しました。