スイスで行われていたプラスチックによる環境汚染を防止するための国際条約作りの交渉は、2024年に行われた前回の会合に続き、合意に至りませんでした。
スイス・ジュネーブで10日間にわたって行われたプラスチック汚染に関する政府間交渉委員会は、15日、合意を見送って閉会しました。
地元メディアによると、プラスチックの生産段階から規制を導入するかどうかをめぐり、EU(ヨーロッパ連合)などが厳しい規制を求めた一方、サウジアラビアなどの産油国が反発し、溝が埋まりませんでした。
2024年に韓国で行われた会合に続く先送りで、次回の会合の日程や開催地はまだ決まっていません。