8月5日に開幕した夏の甲子園。
49代表中、最後の登場となった県代表の神村学園は、長崎代表の創成館と2回戦を戦いました。悲願の日本一をめざす神村学園、初戦突破はなったんでしょうか?
阪神甲子園球場で行われた2回戦。2023年、2024年と2年連続夏ベスト4の神村学園と長崎代表・創成館の九州対決。
神村学園の先発は2024年夏の甲子園で勝利を挙げているエースの早瀬です。
2回、早瀬は2本のヒットで1アウト1塁2塁のピンチを招きますが、気迫のピッチングでダブルプレーに切って取り、ピンチを切り抜けます。
均衡が破られたのは7回でした。
神村学園・早瀬は2本のヒットなどで2アウト2塁3塁のピンチを招くと、ワイルドピッチの間に3塁ランナーが生還。
創成館に先制を許します。
反撃したい神村学園は7回のウラ。
1アウトから6番・西原がこの試合チーム初ヒットを放ちます。
しかし、後続が打ち取られ得点に結びつきません。
そして、試合は最終回へ。
神村は2アウト3塁とピンチを背負います。
ここで気持ちを見せたのはキャッチャー山本でした。
ベンチに突っ込みながらも執念のキャッチ!
プレーでチームを鼓舞します。
ビッグプレーの直後、神村の攻撃。
先頭打者は、キャプテンの今岡。
レフトへの打球はスタンドまであと一歩届かず。
その後2アウトになり、後がない神村は代打・今井が1・2塁間を破るヒットを放ちます。続くバッターはきょうチーム初ヒットを放った西原。
全国制覇を目指した神村学園の夏は、2回戦で幕を下ろしました。