大雨の被害は鹿児島県垂水市でも確認されていて、港にがれきなどがたまり船の出入りに影響が出ています。

春山たかよ記者
「霧島市と隣接する垂水市の境漁港です。潮が引き始めゴミの量は少なくなったということですが、それでも流木や竹が浮いています」

こちらは8月10日に撮影された写真です。

流木や泥などのがれきで、海面が見えなくなるほど埋め尽くされています。

垂水市の境漁港では、大雨で近くの山から流れてきたとみられる流木などが船だまりに流れ込み、船の出し入れに影響が出ています。

国土交通省の依頼で、大雨が降る前の2025年6月から海底の地質調査を行っている企業の関係者は、今までとは違う海の様子を話してくれました。

海底の地質調査を実施
「きょう海の中に潜ってきたが濁っている。いつもないところに砂があった」
「流木が多い。船に大きい流木が当たった時に船を壊す危険性があるので怖い」

県では、がれきの撤去をなるべく早く行えるよう重機の手配などを調整しているということです。

鹿児島テレビ
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