子どもから大人まで世界170カ国で愛される「ひつじのショーン」の貴重な資料を集めた展示会が鹿児島市で開かれています。

2025年、誕生から30周年を迎えた「ひつじのショーン」。粘土の人形を使ったストップモーションアニメーションの「ウォレスとグルミット危機一髪!」で初登場し、今も世界中で愛されています。

鹿児島では初めての開催となった展示会では、実際の撮影で使用された新聞やセーターなどの小道具や、登場キャラクターのスケッチなど、約260点もの貴重な資料が展示されています。

こちらのジオラマは、「野菜畑のショーンと牧場主」。ニンジンを引き抜こうとする牧場主の足元ではモグラがいたずらを仕掛け、背後ではショーンがパチンコで牧場主を狙っています。キャラクターたちには見えていない出来事が観客の視点からは一目で分かるユニークな展示です。

会場にはフォトスポットも設けられ、訪れた人たちは「ひつじのショーン」との記念撮影を楽しんでいました。

来場者
「かわいい。懐かしい気持ちになる」
「テレビの中にある様子が実際に見られて面白い」

「キャラクター誕生30周年記念 ひつじのショーン展withウォレスとグルミット」は、鹿児島市の県歴史・美術センター黎明館で8月24日までの開催です。

鹿児島テレビ
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