佐世保市で7月に開かれた「長崎和牛」のコンテストで長崎県内の頂点に立った牛肉の即売会が開かれました。
用意した100セットはわずか19分で売り切れました。
牛肉の即売会は長崎市浜町のハマクロスの前であり、午後2時の開始直前には約50人が並びました。
岳下肇さん
「丹精込めて育てました。どうか、ご購買、よろしくお願いします」
販売されたのは、長崎市の岳下肇さんが育て、7月の共励会でグランドチャンピオン賞を獲った長崎和牛です。
サーロインステーキ、モモステーキ、そして、切り落としがあわせて100セット用意されました。
岳下さんの肉牛は、肉のうまみと脂の甘味に定評があります。
購入した人は
「長崎の牛肉を(県外に住む)娘に食べさせてあげたい」
「あっさりしていて、胸焼けもせず、すごいおいしかったから、絶対、これ、また食べようと思って、安いし」
肉牛を育てた岳下肇さん
「(おいしいと言われるのは)自信、というか、これからも一生懸命がんばらんばな、と。続けていくのが大変やろうけど」
岳下さんが育てたチャンピオン牛は、長崎市内の焼き肉店など2店舗でも提供されているということです。