愛媛県で子どもを中心に患いやすい「百日咳」の感染者が、8月3日までの2週間で111人確認され今年に入り1189人になりました。2018年の調査開始以来、過去最多を更新し続けています。

「百日咳」は「百日咳菌」の感染により子どもを中心に患う病気。カゼの症状で始まり、次第に咳の回数が増えて激しくなり、乳児は重症化すると肺炎や脳炎になることもあるとされています。

愛媛県の8月8日の発表によりますと、「百日咳」の感染者は速報値で7月21日から8月3日までの2週間に111人を確認。前の2週間の7月7日から7月20日までの感染者は152人で高い水準が続いています。

保健所別で最も多いのは松山市で32人、次いで西条が26人、中予16人、四国中央11人などとなっています。

今年に入ってからは愛媛県内で1189人を確認。県内で2018年に調査が始まって以来、最も1年間の感染者が多かったのは2019年の319人で、過去最多を更新し続けています。

愛媛県は咳が長く続く場合は早く医療機関を受診するほか、生後2カ月からの5種混合ワクチンの定期予防接種を、早めに受けることを検討するよう呼びかけています。

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テレビ愛媛
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